平成24年度 第一回の野外研修会として室町時代から戦国時代にかけて伊勢国司・北畠氏が本拠地とした津市美杉町を訪ねてきました。前日までの雨もあがり、当日朝8時20分に参加者13名が桜弛区市民センターに集合、当日の日程とコースを聞いた後三台の乗用車に分乗して出発しました。四日市インターから津市を経て久居から名松線沿線沿いに新緑に織りなす雲出川の渓流を眺めながら山道を進み11時少し前に目的地に着くことが出来ました。
 県下では宮川堤と並び、三多気の桜の名で知られるサクラの名所ですが、4月も下旬となって平地では桜の花も終わった後、でも現地のヤマザクラには遅咲きのものが数多くあって純白から薄紅色、茶褐色の針葉と調和して素晴らしい眺めでした。

   出発前のミーティング    目的地に到着
                            さくら はまだ御覧の通り
    
      真福院(しんぷくいん)
 
称号は密嶽山金峰山寺真福院、蔵王権現を本尊とする真言宗醍醐派の寺院で三重四国八十八霊場のうち第七十一番札所 三多気の蔵王堂とも呼ばれている、境内には幹廻り7.6メートル、樹齢1000年以上と云われる大欅と参道脇には数多くの梵字石碑がみられる。
参道の脇には幾つかの石碑が
住職の方からお寺の由緒などについて説明をうける
小高い所から眺めた棚田の風景
                          参加者全員で記念撮影
                  そば処 『如月』 において昼食のひととき
  
    美杉ふるさと資料館
  伊勢国の国司であった北畠家ゆかりの古文書、家系図をはじめとする史料や鎧などの貴重な資料や昔この地方で使われていた農具などいろいろな民俗資料の数々が展示されています。

                   資料館の方から説明を受ける
                

                   北畠神社
神社境内にある北畠館跡庭園
                     庭園の眺めを背景に記念撮影


                                 
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